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当協議会は、母子家庭及び寡婦の幸せを自らの手で築くために、昭和25年に全国未亡人団体協議会として発足してのち、昭和57年に全国母子寡婦福祉団体協議会と会名を変更、
平成22年に創立60周年を迎えました。
発行された記念誌「母と子の輝きをみつめて」を紐解いてみますと、母子寡婦福祉施策の充実を求め、会員が一致団結して要望・陳情を続けた成果により、「母子及び寡婦福祉法」「児童扶養手当法」等の法律が制定されるなど、先輩の方々の汗と涙と愛の結晶を見ることができます。現在では全国で57の母子寡婦福祉団体が加盟しておりますが、それぞれの団体が地域の特性を踏まえながら、ひとり親家庭及び寡婦の福祉の増進を目指して自主的な活動を続けています。
近年、少子・高齢化、情報化、国際化などにより社会が激しく変化し、更に景気の悪化、災害、その他恵まれない要因も重なって、母子家庭の母等や子ども達をとりまく環境はますます厳しさを増しております。逆風の中で社会に様々なひずみや破綻が生じ、倒産・雇い止め・雇用調整・高い失業率と就職難、そのような場面では社会的弱者に一番のしわ寄せが生じ易いのが現実です。母子家庭の母等にあっては、子育てと生計の維持とを一人で担わなければならず、育児や家事、仕事や住居などの生活上の問題や子どもの教育の問題などを抱え、社会的にも経済的にも、そして精神的にも不安定な苦しい状況におかれています。児童の虐待やひきこもり、そのような不幸な事態を生じてしまうケースも社会全体として増加傾向です。その一方で、保護から自立支援へと、近年、国の政策も変化してきているような次第です。
ひとりで悩んでいても良い方法が思い当たらない場合もあります。まずは、私共の扉を叩いて下さい。ひとりでは出来ないことを話し合い、みんなで力を合わせてやってみましょう。次代を担う子どもたちは、私たち国の宝です。健康で良き社会人として世に送り出し、自分自身も充実した人生を送れるよう、みんなで手を携えてがんばりましょう。
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